県議会自民党会派内でクラスター発生となってしまい、県民の皆さまにご迷惑をおかけしている事をお詫び申し上げます。
 
18日〜20日にかけ与那国町、石垣市、宮古島市を訪問し、首長、議員団、漁協、商工会等経済界との意見交換会、与那国、宮古島の自衛隊施設訪問、石垣市の海保視察、沖縄県八重山事務所、宮古支庁とのコロナに関する意見交換等、18人が精力的に視察、意見交換した事は、これまでの県議会の歴史になく、現地から歓迎の声が多くあり、離島振興にしっかり目を向け取り残しを無くす、という点では、今後の活動に向けて実に有意義な4日間でした。
 
しかしながら、会派10人がコロナクラスターとなった事は、空港、ホテル、役所及び施設等の万全な体制を受けながら行動したにもかかわらず残念です。計画当時、渡航制限や禁止などの警戒はなく、GO TOキャンペーンで島々の活性の一助になる事も考えていました。
 
9月議会は補正予算等の議案審議が既に13日に終了しており、コロナ感染が原因で議決出来ず、予算の執行に影響が出て県民の皆さまにご迷惑にならなかった事だけは幸いです。閉会中審議となっている私が委員長を務めていた決算委員会での審議で我会派の予定対応ができなくなったことは会派の努力が活かされず極めて痛恨の念を感じています。
 
クラスターとなった10人は今日で病院や宿泊施設に入る予定ですが、現時点では全員軽症の様です。みんな連絡を取り合って励まし合っており、今回の行動を悔やんでいる人はいません。会派全員の覚悟と真髄を見た様な気がします。
 
最後に、議員等の政治家は1人でも多くの人と会い、取り残しのない政治の為に行動する事が求められており、それを常としています。改選時のコロナに苦しみながら勝ち抜いてきた経験から、コロナ感染を恐れて政治家としての行動を制限する事が如何にも難しい事です。
 
私達の行動を非難する人やメディアはありますが、議員の本分である社会のために行動した結果がこの事態であり、励ましや激励の言葉が多くあります。だからといってその言葉に甘んじるつもりはありませんが、コロナ緊急支援交付金等を不正に取得する様な反社会行為等もある中、コロナ感染に対する偏見等人的な災害に県民の関心を向けなければなりません。多くの励ましの言葉、ありがとうございます。
 
この事態を教訓に変え、コロナから県民の命を守るために頑張っていきます。
 
 
座波一